保育のポイント
1)「折る」「切る」「貼る」「縫う」のどの部屋に行くかは、自分で選びます。
子どもたちは、「今度はどの部屋に行く?」「○○にしようか」と友だちと相談したりして決めているようです。年少は4つの手の使い方と道具(糊、ハサミなど)をひと通り経験するため、クラスごとに各部屋を回ります。
2) 教材は、易しいものから難しいものへとステップアップできるように用意されています。
ひとつの作業を繰り返し行って、その段階を完了したら次に進みます。どのレベルの教材を使うかは、先生にアドバイスをもらったり、自分で選んで決めたりします。「今度は***をやってみたい」と意欲的です。
3)“えっ、うちの子が!?”と、ビックリするような見事な作品を作るようになれます。
単純なものから、段階を経て複雑な技術を身につけた子どもは、色や形、知性を駆使して見事な作品を創造していきます。毎日少しずつの積み重ねの力は大きいですね。
4)教材には、先生たちの工夫やアイデアがいっぱいです。
教材はすべて先生たちの手作りです。どう発展させるか、系統性や連続性をもたせるにはどうしたらいいか、子どもたちがチャレンジしたいと心を揺さぶるアイデアいっぱいの教材がたくさん生み出されています。
COLUMN
先生たちの作ったアイデアいっぱいのおもちゃ。既成のものとは違い、保育者の思いがこもった温かみのあるものになっています。
(主に0・1・2歳児向)