幼児期は生活習慣の基盤を作るとても大切な時期です。
子どもはココロとカラダを発達させている段階です。
特に、脳・腸・舌は3歳頃までにそれらの土台が完成してしまいます。
どんなものを食べるか、どう食べるかによって、ココロとカラダの状態は大きく変わっていくのです。
6歳までに食べたものと食べ方が、その子の一生の体作りのベースになります。
間違った食体験は偏った食べ方が身についてしまうし、
この時期に身につけた食習慣は、大人になっても変えにくいものです。その蓄積は生活習慣病を引き起こす要因にもなっていきます。
30、40年後、わが子が肥満のメタボになっていたら嫌ですよね?
健康で素敵な大人になってもらうためには、今が勝負です。
ママ、パパ自身が元気なおばあちゃん、おじいちゃんになるためにも、子どもといっしょに生活や食べ方を見直すことはとても大事です。
朝ごはんを食べること、良く噛んで食べること、「いただきます」や「ごちそうさま」のあいさつをするなど、良い習慣を家族みんなで身につけていきましょう!
今すぐに全部、なんて考えなくて良いのです。
できるところから少しずつで構いません。
その心掛けが、子どもたちの今後の未来につながっていきますよ!
管理栄養士 幼児食アドバイザー 山口真弓